ワキガは保険適用が可能!適用条件や料金・切らない方法も紹介!

ワキガは保険適用が可能!適用条件や料金・切らない方法も紹介!

ワキガの治療って保険適用なの?

「保険適用外のワキガの手術ってどんなものがあるの?」

ワキガに悩んでいる人にとって治療費の負担は気になるポイントです。

ワキガ治療は、下記の条件に該当すれば、保険適用となります。

ワキガ治療が保険適用される条件
  • ワキガの症状が重度であると医師から診断されること
  • 保険適用となる手術法であること

この記事では、ワキガ治療が保険適用となる条件や費用、切らない治療法について詳しく解説します。

自分に合ったワキガ治療を受けて、ニオイの悩みから解放されましょう。

この記事で分かること
  • ワキガ治療が保険適用となる条件
  • 保険適用となる手術法と費用
  • 剪除法や吸引法のメリットとデメリット
  • ワキガ治療のクリニックの選び方
  • 自由診療である切らない手術法の特徴

※美容医療は保険適用外の自由診療です。費用は全額ご自身でご負担いただく必要がございます。

目次

ワキガで保険適用される条件は重症度の高さと手術法を選択すること

ワキガで保険適用される条件は重症度の高さと手術法を選択すること

ワキガ治療は医師の診察によって、保険適用が認められる場合があります。

保健が適用されるワキガ治療の条件は、以下の通りです。

ワキガの治療が保険適応となる条件
  • ワキガの症状が重度であると認められること
  • 保険適用される手術法であること

それぞれの条件について、解説します。

ワキガの症状が重度であると認められることが必要

ワキガ治療で保険適用となる基準には、症状のレベルが非常に重要です。

強い臭いが自分だけでなく他人にも大きな支障をきたすレベルでなければなりません。

例えば、脇に鼻を近づけなくても明らかに臭いが分かり、周囲に不快感を与える場合、保険適用が認められる可能性が高いです。

ワキガは腋臭症という病気ですが、その診断は医師の客観的な判断に委ねられます。

医師が診察し、「悪臭が著しく、医療の介入が必要」と判断された場合にのみ、保険適用が認められるのです。

保険適用される手術法であることが必要

ワキガ治療には多くの方法がありますが、特定の手術法を選ぶことが重要です。

保険適用となるワキガ治療
  • 剪除法:脇の下を切開して、アポクリン汗腺を含む組織を除去する
  • 吸引法:脇の下を切開して、アポクリン汗腺を吸引する

これらの術式であれば、ワキガの原因となるアポクリン汗腺を取り除けるため、根本的な治療が可能です。

全額自費となる自由診療ではなく、保険適用が認められる手術を選ぶことで、治療費の負担を軽減できます。

ワキガで保険適用の負担料金は両ワキで約8万円~12万円ほど

ワキガ治療で保険適用となった場合の自己負担額は、一般的に両ワキで約8~12万です。

ただし、治療を受ける医療機関によって実際の費用は異なります。

保険適用のワキガ治療の料金のポイント
  • ワキガ治療では通院費や抜糸などの費用がかかる場合がある
  • 片ワキだけ治療ができるクリニックもある

ここでは、ワキガ治療における追加費用や、片ワキだけ治療する利点について解説します。

ワキガ治療では通院費や抜糸などの費用がかかる場合がある

ワキガ治療の費用は手術代だけでなく、追加費用も考慮する必要あります。

ワキガ治療の追加費用
  • 術前のカウンセリング代
  • 術前の血液検査
  • 処方箋代
  • 通院費
  • 抜糸料金
  • 初診料、再診料

ワキガの術前検査では、基礎疾患の有無や手術の可否を判断するために採血を行います。

また術後は、傷口の状態の診察や、ガーゼ交換をするため定期的に通院しなければなりません。

ワキガ治療をする際は、これらの追加費用がどの程度かかるのか事前に調べる必要があります。

片ワキだけ治療ができるクリニックもある

一部のクリニックでは、片ワキだけ治療ができるところもあります。

これは、片方だけワキガの症状が強い人や、1回の費用を抑えたい人に有効です。

ワキガはアポクリン線の発達に左右差が出ることがあり、片方だけ治療する人も少なくありません。

また、術後の行動制限を考慮して、片ワキずつの治療を推奨するクリニックもあります。

仕事や運転など日常生活の影響も視野に入れながら、治療方針を医師と相談することをおすすめします。

ワキガで保険適用が認められている剪除法や吸引法のメリットとデメリット

保険適用となるワキガ治療の「剪除法」と「吸引法」はそれぞれ異なる特徴があります。

下記を参考に、自分に合った治療法を検討しましょう。

術式メリットデメリット
剪除法再発のリスクが低い傷跡が残る可能性がある
吸引法皮膚へのダメージが少ない効果に個人差がある

剪除法は再発のリスクが低いが傷跡が残る可能性がある

剪除法の特徴
メリットデメリット
・再発のリスクが低い
・エクリン腺も除去できる
・重症のワキガも治療可能
・傷跡が残る可能性がある
・術後の行動制限がある

剪除法は、ワキガ治療の中で最も確実性が高い方法です。

再発のリスクが低く、一度の手術で効果が期待できる点が大きなメリットです。

アポクリン腺を目視で確認しながら取り除くため、臭いの原因を根本から除去できます。

また、エクリン腺の一部も除去することで汗の量が減ることも期待できます。

しかし、ワキの下を4~5cmメスで切開するため、少なくとも1年程度は傷跡が目立つかもしれません。

再発リスクの低さを優先する方にはおすすめですが、傷跡については注意が必要です。

吸引法は皮膚へのダメージが少ないが効果は個人差がある

吸引法の特徴
メリットデメリット
・皮膚へのダメージが少ない
・術後の回復が早い
・傷跡が小さい
・効果に個人差がある
・再発する可能性が高い

吸引法は皮膚へのダメージが少なく、術後の回復が早いことが大きなメリットです。

カニューレと呼ばれる細い管を使ってアポクリン腺を吸い取るため、大きく切開することなく、術後の傷跡が小さくなります。

また、手術時間も短く、数日後には通常の生活に戻ることができるのため、忙しい人には適しています。

しかし、アポクリン腺を完全に除去するのが難しいため、効果には個人差があり、再発する可能性も高いです。

皮膚への負担が少ない点は魅力的ですが、確実な効果を期待する場合は慎重に検討する必要があります。

ワキガの保険適用手術を受ける際は術後ケアや実績が豊富な病院を選ぶ

ワキガの保険適用手術を受ける際は、下記のポイントを基準に病院を選ぶことをおすすめします。

ワキガ治療の病院選びのポイント
  • 術後のケアが充実しているかどうか
  • ワキガ治療の実績を確認する
  • 口コミや評判を参考にする

術後の経過に後悔しないためにも、費用以外の部分について比較検討しましょう。

術後のケアが充実しているかどうか

ワキガの保険適用手術において、術後のケアが整っているかどうかは、非常に重要なポイントです。

適切なアフターケアを提供している病院を選ぶことで、術後の合併症やトラブルに迅速に対応してもらえます。

ワキガの保険適用手術の合併症
  • 再発、汗や臭いの変化
  • 腕の痺れ、痛み
  • 傷口の赤み、腫れ、ひきつれ
  • テープかぶれ
  • 出血、血種

こうした万が一のリスクに備えて、保証制度を用意しているところを選ぶのも良いでしょう。

保証制度の内容や期間については病院によって異なるため、術後ケアについては必ずチェックしてください。

ワキガ治療の実績を確認する

ワキガ治療を受ける際は、医療機関の手術実績を確認することが大切です。

実績が豊富な病院であれば、さまざまな症例の知識と技術を持っているため、安心して治療が受けられます。

例えば、該当する病院で施術することで、傷口が目立ちにくい縫合や適切な術後の処置が期待できます。

保険適用である腋臭症の手術において、期待する効果が得られなかったと後悔しないためにも、実績のある病院を選びましょう。

口コミや評判を参考にする

ワキガ治療の病院を選ぶ際は、口コミや評判を参考にすることも有効です。

実際に施術を受けた人の体験談を確認することで、クリニックの雰囲気やスタッフの対応などの情報を得ることができます。

スタッフさんの対応がとてもよく今後もこちらのクリニックにお世話になりたいと考えています。

引用元:GoogleMap

両親ともにワキガです。ガーゼテストで汗の量がわかるのですが、心配になりこの汗の量が正常な量なのか?とかシャツが黄ばむこととか母と一緒に悩み事について色々と先生に尋ねました。本当に悩んでいたのでとても丁寧に対応されたことが大変うれしかったです。

引用元:GoogleMap

内装もとても綺麗で清潔感がありました。

引用元:GoogleMap

このような患者さんの声を参考にして、ホームページだけでは分からない貴重な情報を入手しましょう。

ワキガの保険適用が認められていない自由診療としては切らない治療法がある

ワキガ治療には、保険適用とならない自由診療がいくつかあります。

ワキガ治療の自由診療
  • ボトックス
  • ミラドライ
  • ビューホット

これらの方法は、「切らない治療法」として人気があり、術後の回復が早いのが特徴です。

それぞれの治療法におけるメリットやデメリットについて解説します。

ボトックスは汗腺の活動を抑える効果が期待できる

ボトックスの特徴
  • 短時間で施術できる
  • 手術時間やダウンタイムが少ない
  • ワキガへの効果は一時的で、定期的な治療が必要
  • 費用相場は1回あたり約1~5万円

ボトックス注射は、ワキガ治療の中でも手軽で効果的な方法の一つです。

ボトックスを注射することでエクリン汗腺の活動を抑え、臭いの原因となる汗の分泌を減少させることができます。

軽度のワキガや多汗症に対して有効で、治療時間が約5~10分と短く、ダウンタイムがほとんどないため、忙しい人も治療できます。

しかし、効果は一時的であり、約4~6ヶ月ごとに再注射が必要です。

ボトックスは、ワキガの根本的な治療とはならず、継続的な治療が必要ですが、即効性と手軽さが魅力です。

ミラドライは電磁波を使った治療法で汗腺にダメージを与えられる

ミラドライの特徴
  • 電磁波を照射してエクリン汗腺とアポクリン汗腺にダメージを与える
  • 切開しないため、ダウンタイムが少ない
  • 1回の治療でも効果が持続しやすい
  • 費用相場は約20万円

ミラドライは、電磁波(マイクロ波)を用いて汗腺にダメージを与える治療法です。

局所麻酔をして、ワキに熱エネルギーを与えるため、傷跡の心配がありません。

エクリン汗腺にも効果が期待でき、ワキガだけでなく多汗症の治療としても有効です。

1度に両ワキの治療を受けられて身体の負担も少ないですが、費用相場は比較的高くなります。

中程度~重度のワキガの治療も可能ですが、効果は個人差があることに注意が必要です。

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ミラドライのバナー画像

ビューホットは冷却しながら高周波で治療を行うので痛みが少ない

ビューホットの特徴
  • 冷却しながら高周波を当てるため、痛みが少ない
  • 傷跡が残りにくい
  • 火傷やひきつれのリスクが軽減される
  • 費用相場は約30万円~

ビューホットは、冷却しながら高周波(RF)を使って汗腺にダメージを与える治療法です。

冷却と局所麻酔により痛みが少なく、術後の回復が早いのが特徴です。

横方向に広がる特徴を持つ高周波を利用して、表皮に余計な熱が加えずに、アポクリン腺をムラなく除去できます。

切開が不要で傷跡が残りにくく、両ワキで約15~20分で施術が終わるのも魅力です。

ワキガの保険適用に関するまとめ

ワキガ治療で保険適用となる条件は、症状の重症度の診断と、保険適用がきく手術「剪除法」「吸引法」を選択することが必要です。

重度のワキガには剪除法が適しており、再発のリスクが低い一方で、傷跡が残る可能性があります。

吸引法は皮膚へのダメージが少なく回復が早いですが、効果には個人差があります。

自由診療では、ボトックスやミラドライ、ビューホットなどの切らない治療法があり、それぞれの特徴を理解する必要があります。

実績や口コミなどを参考に、信頼できるクリニックを選び、適切な治療法を選択することが大切です。

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