脇の匂いを消すには?家にあるものや市販のもので対策する方法を紹介!

脇の匂いを消すには?家にあるものや市販のもので対策する方法を紹介!

「脇の匂いを消すにはどうすればいい?」

「脇の匂いって市販のもので消えるの?」

脇の匂いが気になっている人の中には上記のような悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか?

結論、脇の匂いを消すには生活習慣を改めることが重要です

また、脇の匂いは家にある重曹やアルコール綿、市販の制汗剤や汗ふきシートで抑えることが可能です。

当記事では脇の匂いの原因や脇の匂いを消す方法を紹介していきます。

脇の匂いを消したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

当記事でわかること
  • 脇の匂いの原因
  • 脇の匂いを消す方法
目次

脇の匂いの原因はアポクリン腺とエクリン腺からの汗

脇の匂いの原因

脇の匂いは、アポクリン腺とエクリン腺からの汗が原因で発生します。

アポクリン腺からは粘度が高く、タンパク質や脂質などの成分を含む汗が発生します。

さらに、エクリン腺からはサラサラとした無臭に近い汗が発生することが特徴です。

ニオイ発生のメカニズム
  • アポクリン腺から分泌された汗は、皮膚表面の常在菌によって分解される
  • この分解過程で、揮発性の高いニオイ物質が発生
  • さらに、皮脂と混ざり合うことで、より強いニオイが発生

脇のニオイ対策には、汗腺の汗を抑え、常在菌の繁殖を抑制することが重要です。

アポクリン腺からの汗は粘度があり黄みがかった色

アポクリン腺からの汗は、粘度があり、黄ばみがかった色をしています。

タンパク質や脂質などの成分が含まれているため、白っぽい色ではなく、黄ばみがかった色になるのです。

また、サラサラとしたエクリン腺からの汗とは異なり、粘度が高く、糸を引くような感触があります。

アポクリン腺からの汗は、ワキガの臭いの原因となる可能性がありますので、注意が必要です。

エクリン腺からの汗は99%が水でサラサラしている

エクリン腺からの汗は、約99%が水でサラサラしており、アポクリン腺よりニオイの原因になりにくいと言われています。

エクリン腺の汗の特徴
成分主に水と塩分から構成
粘度サラサラとしていて、糸を引くような感触なし
無色透明

エクリン腺からの汗自体はニオイの原因になりにくいですが、放置すると雑菌が繁殖し、ニオイが発生する可能性があります。

そのため、汗をかいた際にはすぐにふき取るなど対策を講じていきましょう。

脇の匂いを消すのは家にあるものや市販のものでも可能

脇のニオイ対策は、家にあるものや市販のものでも効果的に行うことができます。

家にあるもの市販のもの
重曹・アルコール綿制汗剤・汗ふきシート

脇の匂いを緩和する方法として家にある重曹・アルコール綿や市販の制汗剤・汗ふきシートが挙げられます。

脇の匂いが気になる人は下記で紹介する対策を参考にしてみてください。

家にある重曹やアルコール綿で一時的な消臭をする

重曹やアルコール綿は、脇のニオイを一時的に消臭するのに役立ちます。

重曹は弱アルカリ性で、汗や皮脂を中和し、ニオイの原因となる酸を抑制してくれます。

さらに、 汗や皮脂を拭き取り、ニオイの原因となる物質を除去できる上に殺菌作用もあり、雑菌の繁殖も抑制できます。

重曹アルコール綿
①小さじ1杯程度の重曹を水で溶いて、脇に塗布
②5分ほど置いてから洗い流す

入浴時に重曹入りの入浴剤を使用するのも効果的
脇を清潔に拭き取った後に、アルコール綿で拭く
制汗剤やデオドラントを塗布する前に使用すると効果的

重曹やアルコール綿は、手軽にできる脇のニオイ対策として有効です。

ただし、効果は一時的なものであることも覚えておきましょう。

市販の制汗剤やデオドラントで汗の抑制をする

市販の制汗剤やデオドラントは、脇汗の量を減らし、ニオイを抑制する効果的な対策です。

制汗剤は塩化アルミニウムなどの成分が汗腺をブロックし、汗の量を減らすことが期待できます。

さらに、デオドラントは香料や消臭成分でニオイを隠したり、抗菌成分でニオイの原因となる菌の繁殖を抑えてくれます。

制汗剤・デオドラントの選び方
肌質敏感肌の方には、無香料・無添加の製品を選ぶ
ライフスタイル運動が多い長時間外出する方
効果が持続する製品を選ぶ
ニオイの強さニオイが強い方は医薬部外品
の制汗剤やデオドラントがおすすめ

自分に合った制汗剤・デオドラントを選ぶことで、脇汗やニオイを効果的に対策することができます。

脇の匂いを消したい場合は生活を改める

脇のニオイ対策には、生活習慣の改善も効果的です。

生活習慣は匂いに大きな与える影響を与えるからです。

脇の匂いに対する生活習慣の改善方法
  • 脇毛をこまめに処理して脇を清潔に保つ
  • 肉などに含まれる動物性脂肪を避ける
  • 通気性の良い服を着て細菌の増殖を防ぐ

脇の匂いが気になる方は以下を参考にしっかりと対策を練っていきましょう。

脇毛をこまめに処理して脇を清潔に保つ

脇毛をこまめに処理することで、ニオイの原因となる雑菌の繁殖を抑え、清潔な脇を保つことができます。

脇毛は、汗や皮脂を吸着しやすく、雑菌が繁殖しやすい環境を作るからです。

また、雑菌が分解する過程で、ニオイの原因となる物質が発生してしまいます。

脇毛処理の方法
  • 剃刀
  • 電気シェーバー
  • 脱毛クリーム
  • 脱毛サロン

脇毛処理は、ニオイ対策だけでなく、見た目も清潔に保つことができます。

自分に合った方法で、定期的に処理することをおすすめします。

肉などに含まれる動物性脂肪を避ける

肉などに含まれる動物性脂肪を控えることで、匂いの原因となる汗成分の減少が期待できます。

動物性脂肪を多く含む食品を摂取すると、汗や皮脂の分泌量が増え、匂いの原因となる物質が生成されやすいためです。

動物性脂肪を控える方法は以下の通りです。

動物性脂肪を控える方法
肉類脂身の少ない鶏肉や魚肉
乳製品脂肪分の少ない乳製品
調理方法揚げ物や炒め物よりも、煮物や蒸し物
その他ナッツ類やアボカドなどの植物性脂肪

動物性脂肪を控え、野菜や果物などの食物繊維を多く摂取することで、ニオイを軽減し、健康的な食生活を送ることができます。

通気性の良い服を着て細菌の増殖を防ぐ

通気性の良い服を着ることで、脇のニオイの原因となる汗や皮脂を溜め込みにくくし、匂いの軽減が目指せます。

通気性の悪い服の場合、汗や皮脂が溜め込まれ、雑菌が繁殖しやすくなるためです。

例として、綿や麻などの天然素材は、吸湿性と通気性に優れています。

さらに、目の粗い素材は、目の細かい素材よりも通気性が高くなります。

また、通気性の良い服を選ぶだけでなく、こまめに洗濯して清潔な状態を保つことも大切です。

重度のワキガの際には医療機関での治療も視野に入れる

重度のワキガの際には医療機関での治療を検討することが必要になってきます。

重度のワキガは、生活習慣の改善や市販の制汗剤・デオドラントでは効果が得られない場合があるためです。

医療機関では、レーザー治療や切除術など、アポクリン腺を直接除去したり、活動を抑制したりする治療を行うことができます。

さらに、医療機関での治療は、効果が持続する可能性が高いです。

医療機関での治療のメリット
  • 根本的な原因を治療できる
  • 効果が持続する
  • 専門医による適切な治療を受けられる

重度のワキガでお悩みの方は、早めに医療機関を受診し、専門医に相談することをおすすめします。

脇の匂いを消すことに関するよくある質問

ここまで脇の匂い消すことに関する方法を説明しましたが、まだまだ疑問点が残っている方もいるかと思います。

そこで、以下では脇の匂いを消すことに関するよくある質問についてさらに説明していきます。

脇の匂いを消すことに関するよくある質問
  • ワキガの人がやめるべき習慣は?
  • 脇の匂いが服につかないようにするにはどうしたらいいですか?

ワキガの人がやめるべき習慣は?

ワキガの人は、汗や皮脂の分泌を促すような習慣を避けることで、匂いを軽減することができます。

汗や皮脂の分泌を促す習慣と対策は以下の通りです。

習慣改善策
脂っこい食事野菜や果物、魚などのヘルシーな食品を摂取
刺激物控えめに摂取
運動不足週に3~4回程度、30分以上の運動を習慣化
睡眠不足毎日7~8時間程度の質の高い睡眠を心がける
ストレスストレス解消法を見つけて実践

ワキガの人は、生活習慣を改善することで、ニオイを根本から改善することができます。

上記を参考に少しずつ実践してみましょう。

脇の匂いが服につかないようにするにはどうしたらいいですか?

脇の匂いを服につけないようにするには、以下の3つのポイントを意識することが大切です。

脇の匂いを服につけないようにする対策
  • 汗や皮脂を溜め込まない:通気性のいい服を着る
  • ニオイの原因となる物質を減らす:制汗剤やデオドラントを使用する
  • ニオイを消臭する:消臭スプレーを使用する

上記の対策を組み合わせることで、脇の匂いを服につかないようにすることができます。

脇の匂いを消すのは家にあるものや市販のもので対応可能

脇の匂いを消すのは以下のもので対応可能です。

脇の匂いを消す対応方法
  • 家にあるもの:重曹やアルコール綿
  • 市販のもの:制汗剤やデオドラント

上記のものが汗や皮脂の分泌を抑制・ニオイの原因となる物質を分解を助けてくれます。

しかし、脇の匂いが生活に支障をきたしてしまっている人は早めに医療機関を受診するようにしましょう。

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