「ワキガ手術はしない方がいい?」
「ワキガ手術で失敗しない方法が知りたい!」
ワキガ手術を検討中の人の中には上記のような悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか?
結論、ワキガ手術は重度のワキガではない方や、ダウンタイムが取れない人はしない方がいいです。
また、ワキガ手術に失敗や後悔をしないためのクリニックは実績や丁寧さで選ぶようにしましょう。
当記事ではワキガ手術のリスクやワキガ手術以外の治療法についても紹介します。
ワキガで日常生活まで支障をきたしてしまっている人は最後まで読んでください。
- ワキガ手術をしない方がいい理由
- ワキガの手術をしない方がいい人の特徴
- ワキガ手術以外のミラドライやボトックスなどの切らない治療方法
ワキガ手術をしない方がいい理由は身体的な負担や失敗のリスクがあるから
ワキガ手術は身体的負担が大きく、失敗のリスクもあるため、慎重に検討する必要があります。
ワキガ手術には、以下のようなデメリットがあります。
- 身体的負担:手術部位を切開するため痛みや腫れなどの症状が現れ
- 失敗のリスク:選ぶクリニックによっては再発のリスクもある
- 費用:健康保険が適用されない場合には高額な費用がかかる
ワキガには、手術以外にも、ボトックス注射やレーザー、塗り薬などの治療法があります。
それらの治療法は、身体的負担が少なく、失敗のリスクも低いというメリットがあります。
それぞれのメリット・デメリットを比較しながら自分に合った治療法を選びましょう。
傷跡が残ることは避けられない
ワキガ手術後に傷跡が残ることは避けられません。
ワキガ手術では、アポクリン腺を取り除くために、脇の下を切開する必要があるからです。
- ケロイド: 異常な盛り上がり
- 肥厚性瘢痕: 赤く盛り上がった傷跡
- 色素沈着: 傷跡周辺が黒ずむ
- 凹凸: 傷跡周辺が凹凸になる
また、傷跡が目立たなくなるまでには、数ヶ月から1年程度かかる場合もあります。
ワキガ手術を検討する際は、傷跡が残ることを覚悟しておくことが大切です。
医師の技術によって再発の可能性もある
ワキガ手術は、医師の技術によって再発の可能性があります。
手術後の再発理由としては、アポクリン腺の取り残しや奥に眠っていた新しいアポクリン腺の発生が考えられます。
また、ワキガ手術の再発リスクを高める要因は以下です。
- 医師の経験や技術:経験や技術が不足した医師が手術を行うと、アポクリン腺を取り残してしまう可能性が高い
- 手術方法:剪除法よりもシリンダー法の方がアポクリン腺を取り残してしまう可能性が高い
- 患者さんの体質:アポクリン腺の数が多かったり、アポクリン腺が皮膚の奥深くに存在したりする患者さんがいる
対策法としては経験や技術が豊富な医師や再発しづらい手術法を選びましょう。
\ワキガ治療で再発しないための対策/
- 経験や技術が豊富な医師を選ぶ
- 剪除法を選択する
- 術後のケアを徹底する
また、ワキガ手術を検討する際は、複数のクリニックを比較することを徹底するようにしてください。
手術後3日は安静にする時間を必ず取らないといけない
ワキガ手術後3日間の安静は、術後の経過を左右する重要なポイントです。
安静を十分に取らないと、内出血や感染などのトラブルを引き起こし、傷跡の治癒を妨げる可能性があるからです。
- 内出血:傷口から血液が漏れ出し、腫れや痛みを引き起こす
- 感染:傷口が細菌に感染し、化膿する
- 傷跡の肥厚性瘢痕・ケロイド:傷跡が盛り上がったり、硬くなったりする
- 皮膚のたるみ:傷周辺の皮膚がたるむ
ワキガ手術後3日間の安静は、術後の経過を良好に保つために非常に重要です。
手術を検討する際は、術後の安静についても理解しておきましょう。
ワキガの手術費用は高額になる
ワキガ手術は保険が適用されないケースが多く、全額自己負担となるため、経済的な負担が大きくなります。
医師の技術が必要とされたり、設備が充実したクリニックでは、費用が高くなる傾向があります。
ワキガ手術の費用相場は、一般的には20万円~40万円程度です。
ワキガ手術の費用を抑えるための方法は以下です。
- 複数のクリニックで見積もりを取る
- 健康保険が適用される手術方法を選択する
- キャンペーンや割引制度を利用する
ワキガ手術を検討する際は、事前に費用についてしっかりと確認し、予算に合ったクリニックを選ぶことが大切です。
ワキガの手術をしない方がいい人は重度のワキガではなくダウンタイムも取れない人
ワキガ手術は重度ワキガではない方や、ダウンタイムが取れない方には向かない場合があります。
- 軽度のワキガで、日常生活に支障がない方
- 仕事や育児で、数日~1週間程度の安静が取れない方
- 糖尿病や高血圧などの持病がある方
- 妊娠中・授乳中の方
- 傷跡が残りやすい体質の方
軽度~中程度のワキガの方は、ボトックス注射や塗り薬などの非手術療法で改善できる可能性があるからです。
また、ダウンタイムが取れない方は術後に内出血などの合併症のリスクがあるからです。
そのため、ワキガ手術を検討している人は、自分に合った治療法を選択するためにも医師に相談することをおすすめします。
軽度のワキガであれば制汗剤やボトックス注射で症状の軽減が可能
軽度のワキガであれば、制汗剤やボトックス注射で症状を軽減できる可能性があります。
抗菌作用や防臭作用のある成分が配合された制汗剤を使用することで、汗や臭いを抑えることができます。
また、エクリン汗腺の働きを抑制するボトックス注射を脇の下に注射することで、汗の量を減らすことができます。
非手術療法のメリットは以下です。
- 手軽に始められる
- 痛みが少ない
- ダウンタイムがない
- 経済的負担が少ない
ワキガ治療はしたいけど費用を抑えたい人は手術以外の方法も検討してみてください。
仕事で腕を使う人は合併症のリスクがある
仕事で腕を使う人は合併症のリスクがあるのでワキガ手術をしない方がいいです。
ワキガ手術では、脇の下を切開するため、手術後すぐに動かしてしまうと血腫ができ再手術になる可能性があるからです。
仕事で腕を使う人は、ワキガ手術を受ける前に、術後の合併症について医師からの説明を受けるようにしましょう。
また、ダウンタイムのない治療法も検討してみてください。
ワキガ手術に失敗や後悔をしないためのクリニックは実績や丁寧さで選ぶ
ワキガ手術で失敗や後悔をしないためには、実績と丁寧なカウンセリングを提供するクリニックを選ぶことが重要です。
医師の技術やクリニック選びによって、失敗や後悔に繋がる可能性があるからです。
- ワキガ治療専門のクリニックを選ぶ
- 丁寧なカウンセリングを行っているクリニックを選ぶ
ワキガ手術は、クリニック選びが非常に重要です。
実績と丁寧なカウンセリング・アフターケアを提供するクリニックを見つけて、納得できる手術を受けましょう。
手術実績のあるワキガ治療専門のクリニックを選ぶ
ワキガ治療専門クリニックでは、豊富な手術実績に基づき、再発の少ない効果的な治療を受けることができます。
ワキガ治療専門クリニックを選ぶメリットは、以下の通りです。
- 多くの症例を経験している医師が豊富な知識を持っている
- 患者さんの症状や体質に合わせた最適な治療法を提案が可能
- 術後に適切なケアを提供することで再発リスクの低減が期待できる
また、症例数やワキガ治療に関する認証を保持しているかなどを確認することも大事です。
自分に合った専門クリニックを見つけて、効果的で納得できるワキガ治療を受けましょう。
カウンセリングが丁寧かどうかで選ぶ
ワキガ手術は丁寧なカウンセリングをしてもらえるクリニックを選んでください。
手術の内容やリスクなどを丁寧説明されることで、患者側は納得して手術を受けることができるからです。
さらに、患者さんの症状や体質に合わせた適切な治療計画を立案することもできます。
そのため、患者側の話をよく聞き、十分な時間を確保してもらえるようなクリニックを選ぶようにしましょう。
ワキガ手術以外のミラドライやボトックスなどの切らない治療方法
軽度~中程度のワキガであれば、ミラドライやボトックス注射などの切らない治療法も有効です。
手術以外の主な治療法 | |
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ボトックス注射 | 汗の量を抑制する |
ミラドライ | アポクリン汗腺にダメージを与える |
メスを使わないため、傷跡やダウンタイムの心配が少なく、手軽に治療を受けられます。
手術以外でワキガ手術を検討したい人は以下を参考にしてみてください。
ボトックス注射で汗腺の抑制を目指す
ボトックス注射で汗腺の抑制をすることで症状の改善が期待できます。
エクリン汗腺の働きを抑制することで汗の量の抑制が目指せるからです。
しかし、持続期間は約半年から1年ほどで、効果が薄れてきたら、再注射が必要となります。
ボトックス注射の効果と持続期間 | |
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効果 | エクリン汗腺の働きを抑制し、汗の量を減らす |
持続期間 | 約半年~1年 |
軽度~中程度のワキガであれば、ボトックス注射で十分改善できる可能性があります。
自分の重症度を理解し、適切な治療が受けられるクリニックを選んでください。
ミラドライでワキガの切らない治療を受ける
ミラドライはメスを使わないため、傷跡やダウンタイムの心配がなく、手軽に治療を受けられます。
ミラドライの効果と持続期間 | |
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効果 | マイクロ波を照射し、汗腺にダメージを与える |
持続期間 | 約2~3年 |
ミラドライは手術に比べて14万円から受けられるクリニックもあったりと費用が抑えられます。
さらに、ダウンタイムが短いので日常生活に支障をきたすことも少ないです。
ワキガ手術をしない方がいい人がいるのは事実
ワキガ手術は必ずしも必要ではなく、症状や体質、ライフスタイルによって慎重に判断する必要があります。
- 軽度なワキガ
- 傷跡が気になる
- 仕事上腕を使う
ワキガ手術の代替となる治療法は制汗剤・ボトックス注射・ミラドライなどがあります。
自分の生活に合わせて適切な治療法を医師と相談しながら決めるようにしましょう。