当クリニックでは米国Miramar Labs社製・韓国Shenb社製の最新「医療用マイクロウェーブ選択的汗腺(皮脂腺)破壊装置・ミラドライ」・「多汗症・わきが治療専用フラクショナルRFシステム装置・ビューホット」を使用して治療しています。
これらの機器は多汗症・わきが治療専門の医療機関のみで使用が認められている安全で効果的な治療装置であり、日本の厚生労働省および米国FDA・韓国FDA認可の医療機器になります。
汗やニオイの原因である汗腺・皮脂腺だけにダメージを与えるマイクロウェープ(電磁波)・フラクショナルRF(高周波)を搭載した最先端・次世代の『ミラドライ』・『ビューホット』は、皮膚を切開することなく外科手術と同程度の治療効果を半永久的に得れるため、これからは手術の必要性がない『ミラドライ』・『ビューホット』が標準的治療になっていきます。
ザ・クリニック名古屋はメーカーが実施するミラドライ認定医プログラムを終了し、1,000症例を超える治療実績が医学術的に高く評価され、安全にミラドライ治療を行える公式クリニックであると認定されました。
ザ・クリニック名古屋は米国Miramar Labs社より、日本で最も多くのミラドライ治療を行ったトップ10施設の一つに選ばれ、「ミラドライアワード2023」を受賞。多汗症・わきが治療の全国トップクリニックとして認められました。
多汗症・わきが手術(切開法や吸引法など)といったメスを使用した外科的治療は、激しい腫れや痛み・内出血、長期間のダウンタイム、一生残る傷の問題、麻酔事故といった大きなリスクを伴いました。また、これまでにも切らない治療はありましたが、術後に患部が腫れたり、効果が乏しかったりと満足できるものではありませんでした。次世代の『ビューホット』は汗腺・皮脂腺以外の組織(皮膚、血管、神経)にほとんど損傷を与えず、痛みやダウンタイムといったリスクを負うことなく、医師の施術下でより安心して多汗症・わきが治療が受けられます。施術当日からシャワーや入浴も可能であり、いつもと変わらない日常生活が送れます。
当クリニックで使用している最新「医療用マイクロウェーブ選択的汗線(皮脂腺)破壊装置・ミラドライ」は、わきの下に照射するだけのストレスフリーで、1回でも治療したその日から気になる汗ジミやニオイがスッキリ解消され、治療後は即日から通常の日常生活も可能です。
照射時間60分の時短で治療ができるのも『ミラドライ』が選ばれる理由のひとつです。
当クリニックにおけるミラドライ症例数1,184例(2024年7月末時点)の治療実績から、医学術的評価として高い有効性・安全性のデータが得られています。
多汗症の治療のひとつにボトックス注射がありますが、効果が永久的ではないため繰り返し治療を受けていただく必要がありました。次世代の『ビューホット』は極細ニードル先端から直接出力されるフラクショナルRF(高周波)が、横・水平に均等に広がる熱エネルギーの面照射(特許技術)が可能で、安全かつ正確、ピンポイントに汗腺・皮脂腺だけを選択的に熱変性させることができます。多汗症・わきがの原因となるエクリン汗腺・アポクリン汗腺・皮脂腺自体が消滅するので、半永久的に再発の心配がありません。
従来の多汗症・わきが治療はわき下のみにしか治療できませんでした。次世代の『ビューホット』は汗やニオイが気になる他部位にも安全に照射が可能です。当クリニックでも手のひらや足の裏をはじめ、頭部、おでこ、鼻下、外陰部など患者様のお悩みに沿って治療を行っております。わき下同様に他部位であってもダウンタイムなく、照射後は通常の日常生活が可能です。
「多汗症」というと、夏の暑い時期や運動時に汗をダラダラかいている人を想像するかもしれませんが、それは単なる「汗っかき」であり、多汗症と汗っかきは全く異なるものです。
多汗症は、汗をかくことで体温の上昇を抑えるといった体温調節に必要な範囲を超えて、異常なまでの汗をかく病気で、季節に関係なく、何もしなくても大量の汗をかいてしまいます。精神的に緊張する場面は特に顕著で、わきの下や手のひらがじっとりしてきます。汗取りパットや制汗剤を使用しても洋服に汗ジミができてしまうこともあり、それが原因で他人との接触を避けてしまうなど、心の病を併発してしまう可能性もあります。
意外なことに、医学的なわきがの定義は未だにあいまいで、 「腋窩部の汗が悪臭を放つ」としか説明されていません。わ きの下からわきが独特の臭いがする状態を指しますが、一体 わきがの正体は何なのでしょうか?
わきがの原因を一言で言ってしまえば汗です。汗は人間なら誰しもがかくもので、汗が出てくる場所、つまり汗の出口を汗腺( かんせん) と言います。汗腺は2 種類あり、頭部や腕、足など全身に分布しているエクリン汗腺と、わきの下や耳、乳輪、陰部などの局所に分布するアポクリン汗腺に分けられます。わきの下を例に考えると、エクリン汗腺、アポクリン汗腺、そして肌の表面に穴を開ける役割の皮脂腺の3つが存在していることになります。
わきが独特の臭いは、このアポクリン汗腺から発生するとされています。エクリン汗腺から出る汗は99% が水分、残りの1% が塩分であり、サラサラしていて粘り気や臭いはありません。
一方、アポクリン汗腺から出る汗はタンパク質や糖類、脂質、脂肪酸など多くの物質が含まれています。これらの物質が皮膚表面に存在する常在菌によって酸化・分解され、アンモニアなど臭いを発する物質に変化して、これがわきが独特の臭いになってしまうのです。
白い洋服のわきの部分が黄色くなることがありますが、これはアポクリン汗腺の数や密度、分泌量に関係しています。汗の分泌量が多く、さらに蛍光物質や鉄分、色素などを含む汗も出しており、それが黄色い汗ジミとなって洋服に付着してしまうのです。
多汗症は、アポクリン汗腺が原因のわきがとは違い、エクリン汗腺が主な原因と考えられます。全身に分布しているエクリン汗腺 は緊張や不安などの精神的発汗によって活動が活発になり、汗を大量にかいてしまうのです。